ZenWatch 2のバッテリー事情、1日は余裕で使えるが2日目は少し心配
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ウェアラブル端末を使う上でどうしても気になるのはバッテリーの持続時間です。便利な機能が使えても必要な時に電池がなくては、ただのアクセサリーでしかありません。
今回は ASUS から発売されている ZenWatch 2(WI501Q)のバッテリー事情についてまとめました。結論から言うと ZenWatch 2(WI501Q)はフル充電だと 1 日は余裕で使えますが、2 日目は少し心配な感じです。
ZenWatch 2 のバッテリー事情
今回レビューする ZenWatch 2 はバッテリー容量 400mAh の WI501Q です。記事公開時の最新バージョンである Android Wear 1.4.0 にアップデートした状態です。
バッテリー容量を比較
まず、メジャーな Android Wear 端末のバッテリー容量を比較します。
名称 | バッテリー容量 |
---|---|
SmartWatch3 | 420mAh |
LG Watch Urbane | 410mAh |
ZenWatch 2(WI501Q) | 400mAh |
moto360 2nd Gen(46mm) | 400mAh |
ZenWatch 2(WI502Q) | 300mAh |
Huawei Watch | 300mAh |
ZenWatch 2(WI501Q)は比較的にバッテリー容量が大きいです。ただ全体的に Android Wear はバッテリー持ちに期待できないので、400mAh だとどれほど持続できるのでしょうか。
1 時間あたり約 2.3%のバッテリー消費
朝の 8:00 にフル充電したところ、翌日の 20:50 にはバッテリー残量が 12%になりました。1 時間あたり 2.47%のバッテリーが消費されて、約 2 日間(37h)連続で使うことができました。
これは Android Wear アプリをほとんどインストールしていない初期状態に近いときに測定したのですが、いくつかアプリをインストールした後でも 1 時間あたりの消費は 2.3%前後でした。
バッテリーをフル充電した状態だと 1 日は余裕で持ちますが 2 日目は少し心配な感じです。使い方によっては 2 日目の途中でバッテリー切れになることも十分に考えられます。
充電時間は 36 分で 50%
次は ZenWatch 2 の充電についてです。ASUS から発表されている情報によると、ZenWatch 2 は約 36 分間で約 50%までバッテリーを充電できるとのことです。このことに間違いはなく、実際に 30 分ほどで 50%近くまで充電ができます。
50%あれば 1 日は十分に使うことができるので、前日に充電を忘れても起床から家を出るまでの 30 分で充電することができます。
毎朝充電するスタイルだとこんな感じになります。
画面オフのシアターモード
ZenWatch 2 はメニューから設定もしくはクラウンボタンを素早く 2 回押すとシアターモード(画面がオフ)になります。
これがどれほど効果があるかは分かりませんが、少しでもバッテリー消費を抑えたければそれなりの効果もあるかもしれません。ただし画面には何も表示されないので時間も分からなくなります。
さいごに
ZenWatch 2 を使って 1 週間が経ちました。毎日起きてから 1 時間ほど充電するのが自分の充電スタイルになりつつあります。最初はめんどくさかったのですが、1 週間もすればなれました。
Android Wear が腕時計の立場になるにはバッテリー面にまだまだ不安が残ります。将来的には 1 週間は持続できることを期待するばかりです。
ではでは。
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