Xperia Z3C SO-02Gを海外版Android6.0 D5803にアップデートしてみた
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ドコモから発売された Xperia Z3 Compact SO-02G を海外版の Android 6.0 (D5803)にアップデートしてみました。
UI に大きな変化はありませんが細かな変更点は多数みられます。そこで今回は Android 5.1 と Android 6.0 の UI を比べてみます。
SO-02G を一足先に Android 6.0 へ
グローバル版 Xperia Z3 Compact はすでに Android 6.0 へのアップデートが開始されていますので、ドコモ版を待たずしてアップデートしてみました。
今回は Android 5.1 の D5803 と Android 6.1 の D5803 の UI を比べたいと思います。(左、上:Android 5.1、右、下:Android 6.0)
ホーム画面
まずはホーム画面から。Android 6.0 では Google 検索バーが 1 画面のみの表示になりました。
ドロワー
Android 6.0 では「候補」という最近使ったアプリが表示されるグループが追加されています。ホーム画面で下にスワイプすると開きます。また、多くのアプリでアイコンが変わりました。
通知領域
特に変更はなし。
クイック設定ツール
マナーモードに切り替えるパネルが追加されています。
設定
設定画面のアイコンも Android 6.0 仕様に変更されています。また、ステータスバーの色が水色から黒に。
使用メモリ
アップデート後に初期化してすぐの状態のメモリ使用率です。アップデート前後で空き容量にそれほど違いはありません。
また、Android 6.0 では「3 時間」「6 時間」「12 時間」「1 日」と観測範囲の変更ができるようになりました。
アプリ履歴一覧
一括削除のボタンデザインが僅かに変更。Android 6.0 では画面下のスモールアプリタブがスライド量によりフェードアウトするようになりました。
ロック画面
左下が電話から検索機能へと変更。
電源管理
今回のアップデートでは STAMINA モードが削除されています。ただ、今後のアップデートにより STAMINA モード、Ultra STAMINA モードが復活することが決まっているのでさらなる電池持ちに期待です。
APN
以外にも IIjmio や OCN モバイル ONE、b-mobile の APN がプリセットされていました。ここに無い MVNO は SONY からしたらまだまだということですかね。
カメラ
オート、マニュアル、ビデオなどの切り替えが画面スワイプで変更できるようになりました。またグリッド線が表示できるように。
なお、今回のアップデートでも国内 SIM を挿した状態だとシャッター音がなってしまいます。ただ SIM を抜けば無音にもなります。
アプリの権限
Android 6.0 の目玉はなんといってもアプリの権限ではないでしょうか。
電卓
電卓アプリもちゃっかり進化しています。
テキストコピー
テキスト選択時のメニューが画面トップからテキスト上部に変更されました。これにより少し指を動かすだけでコピーができるようになりました。
アプリ共有
アプリ共有一覧画面が全体が見やすいように変更されました。
個人的に Android 5 のアプリ共有一覧は使いにくかったので良い改良です。
ベンチマーク
共に初期化した後に測定しました。アップデート後で値が大きくなりましたが誤差の範囲なので大きな変化はありません。
さいごに
アップデートによる UI の変更点をまとめてみました。大きな違いはあまりありませんが、細かな変更点は他にもあると思います。
また、アップデート前からそれほど動作に不満を持ってなかった Xperia Z3 Compact ですが Android 6.0 になったことにより体感的に動作がキビキビになりました。初期化した影響もあるとは思いますが、特に変な引っ掛かりも感じませんでした。iPhone がヌルヌルだとすれば、この機種はシュパシュパって感じです。
ドコモ版も Android 6.0 へのアップデートが決まっているので以前に比べてグローバル版にする必要性は弱まっていますが、グローバル版はひとあし先に新しい Android を体験できるので楽しいです。
ではでは。
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