スマホやタブレットの通信費を節約するためにはMVNO、いわゆる格安SIMは欠かせません。しかし、ウィークポイントは通信速度が遅いことです。
はっきり言うとdocomoやau、SoftBankといったキャリアの通信速度と比べると格安SIMの速度は遅いです。数値で比べると50分の1、悪い時には100分の1ほどの速度しかでないこともあります。
そのため格安SIMを契約する前に一体どのくらいの速度が出ているのか知っておきたいはずです。そんなときに役に立つのが今回紹介する「ノロマー」という速度制限Androidブラウザアプリです。
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ノロマーで通信速度を体験
- 速度制限ブラウザ:ノロマー
- 制作: Alpha-Do inc.
- 評価: 3.9 / 5
- 価格: 無料
このアプリは通信速度の設定をするとWebページの読み込みにどれくらい時間がかかるのかが体験できます。
使い方を紹介します。
起動するとGoogleのホームページが開きます。画面上に表示されているバーの数値は現在のページのデータ量です。

バーの下には「通常:完了(1秒)」「200kbps:完了(12秒)」と表示されています。これは現在のページを開くために、開く際の通信速度だと1秒しかかからないが通信速度が200kbpsだと12秒もかかるということを意味します。
この200kbpsというのはdocomoなのどのキャリアで速度制限がかかった通信速度の値です。動画などを見て速度制限がかかった経験もあるかと思います。
今回の目的である格安SIMの通信速度を体験するにはこの200kbpsの値を変更します。
変更するには、メニューボタン→「設定」→「シミュレート速度」と進みます。


ここに通信速度を入力して「OK」をタップするだけです。

なお、体験したい格安SIMの通信速度はGoogle検索で「格安SIM 速度」などで調べた値を入力してください。注意点としては、通信速度の単位が「Mbps」であれば1000倍した値を入力します。
メニューボタン→「リンク集」から有名なサイトを開いたり、実際に検索欄から検索したりして普段のブラウジングにどれだけ影響があるか体験できます。


でもね、これだけは知ってもらいたい
このアプリを使うと、格安SIMの通信速度がいかに遅いかが目に見えて分かると思います。
でもね、格安SIMがまったくダメな訳ではないことを知ってもらいたいです。というのも、このアプリはあくまで通信速度から計算によってページを開く時間を求めています。
しかしWebページというのは最後まで読み込まなくても通信途中で内容を見ることができます。「12秒」かかると表示されても実際にはそれより少し早めにページを見られることを知ってもらいたいです。
さいごに
今回は格安SIMはどれくらいの速度が出ているのかを体験できるAndroidブラウザアプリ「ノロマー」を紹介しました。
あくまで疑似体験ではありますが、格安SIMを選ぶのに役に立つアプリです。ぜひ格安SIMの速度が気になる人は使ってみてください。
ではでは。